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あたたかな場所
料理・焼き菓子部、毎週(月)家庭科室にて、6学年仲良く家庭科室に来た順にその日のグループを作って調理、または友達同士で4~5人のグループで調理もOKです。
さて、進級・入学の春から半年ほどたった今ですが、部員の成長にとても感心しています。文化祭も乗り越えて、調理ももちろん上手になりました。部の活動のモットーは3つあるのですが、そのひとつに「 『食』を通して他者へ感謝の心を持とう」というのがございます。
毎年、半年も活動すると、食材を分け合うとき、調理道具を手渡すとき、部員同士の「ありがとう」がたくさん聞こえてくるようになってきます。次の人が使いやすいように、美味しくなるように、創意工夫もたくさん見えてまいります。


「毎日3食、食事の用意、洗い物をしてくれているご家族に感謝しましょうね」と言い聞かせたところで、中・高生には右から左へ・・・ですよね。私自身だって子どもの頃は、そうでしたもの。でも、自分で「体験」することで自然と感謝の気持ちは湧き起こるものですね。


夏前までは手慣れた高校3年生もいたので、中1の班に入って教えてくれたり、各班を見回ってくれたりしていました。「進路が決まったらまた参加します」一人、また一人とそう言い置いて、受験シーズンの今は高校3年生の姿が見えなくなり、少し寂しい料理・焼き菓子部です。高3生たちは、早朝や放課後の教室でも一生懸命、受験勉強に励んでいます。心から応援しています。


でも、先輩のそんな立ち居振る舞いをしっかり見ていた高校2年生の部長・副部長が、今は部をしっかり見てくれています。彼らは自分が調理を楽しむだけでなく、家庭科室全体の活動を常にしっかり見渡していて、食材もこのご時世ですから、野菜など意外と少ない量で届いてしまったり、班編成で中学生の部員が一人余ってしまったり。そんなときはすぐに調整に動いてくれて頼もしいかぎりです。



そんな二人の姿を高校1年生、そして次世代の中3生もきっとしっかり見ていて受け継がれていくのだと思い、いつも嬉しく見ております。
1時間もすると、美味しそうな匂いが漂いはじめる家庭科室です。最近は、ハンバーグやスイートポテト、カルボナーラを作りましたよ。


カルボナーラは卵を流し込むところが難しかったですね。固まらないように手早く!どの班も真剣に頑張りましたね。


スイートポテトはさつまいもを潰すのが大変でしたが、とっても美味しくできました。



先日の活動中、ふと扉に目をやると、高3生の姿が見えました。大好きな調理も「大学が決まるまで」と我慢している彼です。一生懸命手伝ってくれた文化祭以来、活動には来ていませんでした。でも毎週月曜日、足繁く通った場所ですものね。新校舎の家庭科室になっても、こうして立ち寄ってくれたことがとても嬉しく、「ちょっとやっていく?」と扉を開けました。
「先輩!」「先輩きた!」と、姿をみとめた後輩たちも嬉しそうです。
「試食だけでもどう?勉強疲れたでしょう」と声をかけると、遠慮がちに「いいんですか?」
後輩たちはあっという間にお皿に取り分けて、彼のまわりへ。いつもあたたかな時間の流れる放課後の家庭科室です。
