
軽音楽部
2022年の活動報告 その4 年末のライブ
日学祭が終わり普通の日々が始まった・・・が、
人前で歌や演奏を披露する楽しさを知ってしまった部員たち。
彼らのために次なるライブを計画せねばなるまい。
本来なら3月末の卒業ライブを目指すはずであるが、今年度は卒業する部員がいない。
そして1年生の中にNGPオーストラリアSA(1月13日出発)に参加し、
しばらく日本を留守にする部員が2名いる。
そこで、年末の忙しさをものともせず、12月28日にライブを決定した。(年末は14年ぶり)
ただし、場所については悩みどころだった。
視聴覚室がよいか、以前の日学祭で使った教室がよいか・・・
部屋を暗くできる点では視聴覚室がよかったが、動かせない机・イスを考えると・・・
教室の方は広くてよいが、室内を暗くする手間を考えると・・・
数年前の日学祭準備の苦労が目に浮かぶ。
しかし、その不安を打ち消す救世主が現れ、教室で行うことになった。
まず外側の窓には、日学祭実行委員会の許可を得て暗幕を借りることに。
(今年度の日学祭実行委員長が部員だったのも幸運なことだった)
また、廊下側の窓には木製のパネルを取り付けることに。
(顧問の一人、美術の小飯塚先生が部員と協力して作成!取り外しは非常に簡単・安全!
もっと早く10年前ぐらいに依頼すればよかった・・・)
そんなこんなで、1時間半ほどで照明のセッティングまで終わり、
リハーサルを行い午前中は終了。午後の本番を待つだけとなった。
余談であるが、この教室を使うことで日学祭の準備の練習、
午前に準備・午後に本番という卒業ライブと同じスケジュールの練習にもなった。
今回のライブは、コロナ禍を考慮に入れ、小規模で行うこととした。
そのため、観覧の対象は日本学園の生徒・教職員に限らせていただいた。
(それでも口コミで15人くらいは見に来てくれると考えたが・・・ちょっと甘かった。
それでも見に来てくださった方々には感謝いたします)
ライブは順調に進んだ。バンドの入替時間には、約5分の換気する時間を設けた。
1年生のバンドは名前を変えて心機一転・・・と言いたいところだったが、
体調不良などで5名中2名が休み、ボーカルをドラムが兼務。そして小飯塚先生のギター。
まだバンドとしての経験も浅いが、基本からしっかり取り組めばよいバンドになるはず。
今日出演したメンバーのうち2名がオーストラリアへ行く。
その間どう繋いでいくかが今後の課題か。
次は、高2の2つのバンドから3人が集まってできた新バンド。
できたばかりの割には完成度が高い。また勢いもある。
既存のバンドとの違いをどう見せるか、どのように個性を発揮していくかが重要だろう。
その他高2の2バンドは、日学祭のときにやらなかった曲も披露し、
以前よりもバンドとしてのまとまりが出てきたのではと思う。
1年生、そして4月以降に入るだろう新入部員からも
憧れられるようなバンドになっていってほしいなと思う。
こうして年末ライブは無事終わり、片付けも難なく終わった。
日学祭と教室でのライブを通じて、準備・本番・片付けにおける手順を経験できた。
どちらも久しぶりのライブなので、さまざまな不安があった。
しかし部員たちは、自分たちのライブを実現するために、
困難なことから逃げず力を合わせて成し遂げた。
この経験は来年度も生かされるのではと思う。
次の軽音楽部は新年度になってからの新歓ライブになろうか。
詳細は決まっていないが、また成長した姿をお見せできる日は
それほど遠くはないと思う。
どうぞご期待ください。