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文化祭☆料理・焼き菓子部☆完売御礼!

投稿日2025/10/19

今年度の文化祭、料理・焼き菓子部は6年ぶりに模擬店を出店いたしました。中1~高3まで48名在籍しております今年度、「模擬店出してみようよ」「でもクラス企画もあるし・・・できるかな」「協力してやればきっとできるよ!」部員たちはみんな、やる気に満ちあふれておりましたので、やってみようか!ということになりました。

普段は週に1度、月曜日に活動しております料理・焼き菓子部です。高校生が中学生に教えてあげたりととても素敵な時間です。

 

 

 

 

 

 

〈出店へ向けて、全員で試作を重ねました〉

 

 

 

 

 

 

初めての模擬店!そうと決まれば1学期から、「文化祭幹部メンバー」はメニュー・発注量・調理法などについて、活動後に残り、たくさんのミーティングを重ねてまいりました。

 〈文化祭幹部メンバーたちです〉

文化祭は、本校が日頃から教育の軸として大切にしております「創発学」の力を発揮する大きな行事です。「料理は想像力と創造力ですよ」が口癖の顧問、経験から顧問がお膳立てしてしまうのは簡単ですが、それでは生徒たちの文化祭ではなくなってしまいますね。

当日はできるだけ全員で、でも細かい決定は主要メンバーに責任を持ってやってもらいます。決定したことは逐一全員に報告・共有しながら進めます。中学生もその都度しっかり理解して、まさに「6学年全員で」成功させた文化祭となりました。

今年度の文化祭テーマは「明治~令和」から年号をひとつ選ぶ、話し合いはまずここからスタートです。

「昭和の昔懐かしパン屋さん、はどうかな?」

「いいね!焼きそばパンとか部活帰りに買い食いみたいな時代?」

「じゃあコッペパンだね、揚げパンもやる?」

「コロッケパンも売れるんじゃない?」

・・・コロッケパンは揚げるのに時間がかかりますし、「大量生産でお待たせしない」も模擬店では大切ですから不向きかしら・・・と、そこだけは顧問も意見をしましたが、

幹部メンバーたちの「やってみたい」「メニューが多い方がお客さんも喜ぶ」にゴーサイン、

やりたいことはとにかく最大限の準備をして「やってみる」が大切ですね。やる気がとっても嬉しかったので、顧問3人、首肯いたしました。

看板ポスターは高3・Iくんがデザインを担当し、中2が看板として仕上げてくれました。高3は今、受験勉強の真っ最中。でも彼らの素晴らしいところは、「できる限りのことを協力します」と有言実行、後輩をたくさん支えてくれました。高2の部長・副部長を立てながら、準備も当日も縁の下の力持ちとして活躍していました。

こちらは前日に半日かけて焼き菓子「フロランタン」を焼いている風景です。

 

 

 

 

 

 

「フロランタン」は、二度オーブンに入れる手間のかかる焼き菓子なのですが、顧問こだわりのレシピでございます。

幹部ミーティングでは「『料理・焼き菓子部』なんだし、やっぱり焼き菓子も売ろう」と嬉しいことを言ってくれる部員たち。

焼き菓子が大好きな顧問、「フロランタンにしましょう!」

 

 

 

 

 

 

3月の保護者さま茶話会でオーダーを頂き、大量生産をしたときの苦労を知っている高校生幹部の顔が少々曇りましたが・・・、

顧問は「料理・焼き菓子部といえば『フロランタン』なのよ、模擬店でも大人気だったのよ」「マフィンやクッキーは簡単だけれど、ありきたりでしょう?『フロランタン』を男子が焼いたなんてお客様きっと感動しますよ!」と部員を説得です。

「フロランタン」の苦労だけでなく美味しさも知っている幹部メンバーたち、首肯してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈前日に350個のフロランタン!焼き上げました〉

 

6時間かけて前日にていねいに焼き上げた部員たち、感動しました。本当に素晴らしかったです。

文化祭、模擬店で食中毒を出すわけにはいきません。土台のクッキー生地を焼き、キャラメリゼしたアーモンドを乗せて再びしっかりと焼く「フロランタン」は水分がほとんどありません。きれいに切り分けると見栄えも素敵。常温で10日お日持ちもします。

焼成後2日後に販売する文化祭にこれはぴったりなのでは・・・と顧問が「フロランタン」の魅力にとりつかれたのは6年前の出店のときです。

それにしても。

ここまで手際よく、オーブン天板15枚分を1枚も失敗なしで焼き上げるとは!本当に感動しました。

1回オーブン20分、15枚で計30回オーブンに入れなければならない量です。1台でやるなら、焼成だけで10時間かかる量です。それを6台のオーブンで!

途中からは部員たちの適応能力に感動しきりでした。

計量・生地・キャラメリゼを終えるといよいよオーブンの工程ですが、なんと焼き上がりのピーッピーッが鳴るたび、誰かがそこへ行き、次の工程にささっととりかかるのです。オーブンを開け、それが1回目の土台焼成を終えた台ならば、キャラメリゼを乗せて焼く。

オーブンを開け、完成した台ならば取り出し、冷蔵庫に寝かせておいた生地を取り出し、天板に広げ始める。完成したものは、また誰かがさっと受け取り、切り分け始める。

これを何も指示しなくても、途中から全員が理解し、黙々と繰り返すのでした。

高2部長・副部長がはじめにそのスタイルで動き始め、それを見た後輩たちが次々と真似をするのでした。このスタイルでなければ、6時間では到底終わらない量です。

「計量係」「キャラメリゼ係」・・・と、専門担当を決めてひたすら担当工程を極めることが、文化祭のような「大量生産」に向いていると思っていた顧問、これには本当に驚きました。

〈端は切り落とし、ご家族へのお土産に〉

「自分の台」ではなくても、プロセスのどこについても即座に、すべきことを理解してできる、これは素晴らしい能力なのではないでしょうか。

最後の1枚が焼き上がったとき、ーつまり、30回目のオーブンが鳴り、焼き終わりを知らせたときーの家庭科室の感動は、言葉では表せません。

「これ最後?」「うおーっ もう一枚あります!」「しかもこっちのオーブンまだ土台っす!先輩!」

「うおーっ!」

「今後こそラストの?」

「・・・ラストだー!」

全員手をたたいて喜びを分かち合い、しっかり冷めるのを待って、丁寧にラッピング作業へ。

 

そして迎えた当日。「揚げパン」に「コロッケパン」、調理隊が家庭科室にて揚げては運び、揚げては運び、部員みんなとっても頑張りました。

どれも並べるたびに飛ぶように売れ、お客様には感謝の気持ちでいっぱいです。クラス企画もありながら、合間を縫って働く部員の姿にも終始感動いたしました。

そしてもっと感動しましたのは、文化祭2日目です。なんと、10:00の開店直後「料理・焼き菓子部」に長蛇の列ができていたのでした。

驚きました。

並んでいる方に、「もうすぐ家庭科室から運んでくると思います、お待たせしてすみません」とお声がけしますと、先頭の方は在校生の保護者さまで、

「昨日、保護者の方がすごく美味しかったとおっしゃっていて!でも売り切れてしまっていたので、絶対に買いたくて」と。

顧問・部員一同、感激でございます。買いに来て下さった皆さま、完売御礼、本当にありがとうございました。おかげさまで部員たちも達成感でいっぱいの2日間になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は「カルボナーラ」を作りますよ。冷蔵庫に生クリームが余っているとき、または生クリームがないときでも、ささっと作れたら最高&大満足ですよね、「カルボナーラ」。楽しみです。