
バスケットボール部
つれづれなるままに~関東予選閉幕~
高校生の試合は実に怖い。
武者震いしながら臨んだ専修大附属高戦。
京王アリーナなんていう立派な会場で40分の戦いが始まった。
ところがシュートが入らない。悉くリングに弾かれてしまう。
アレ?ナンカ違ウ・・。練習ト同ジコトガデキナイ、先週ハ入ッテイタノニ・・。マタ、リバウンド取ラレブレイク・・。打タサレテイル・・。
会場の魔物にとうとう喰われてしまったにちがく勢。4面あるコートで女子も試合、全くのカオス状態。頭で分かっていても感情が追いつかない、否、追いつくことすら最早、ない。
1Qこそ同点に終わったがずるずると引き離される。7点差になんとか詰め寄って、ここで3P!が決まれば一気に!だったが、波が来ない。単調なオフェンスによって点差は広がるばかり。
コンナハズジャナカッタ・・。ドウシタラ狂ッタ歯車ハ元ニ戻ルノダロウ・・・。
先週とは全く違う動きのにちがく勢にベンチから檄が飛ぶ。しかし一歩、コートに入った途端、魔物に喰われてしまう。
高校生の試合はコワイということをまた味わったこの試合。
ひとつ、3年生の大会が終わった。5/10から最後にも成りかねないインターハイ予選が始まる。 過去を悔いている暇も無い。是が非でもbest8に入らねばそこで全て終わり。
どのチームも最後の大会にしたくないと必死の形相で挑んでくる。何が起こってもおかしくない。
もう、同じ怖さを味わうのはイヤダ。
今日は気持ち切り換え、前を見て歩き出したにちがく勢。心技一体・・・。まずは高い強い心を持つことから始めよう。チーム一丸となって。
蛇足
つっかれたなぁと肩を落とし足取り重くトボトボの帰路。自宅最寄りの駅近くで今年卒業したバスケ部の生徒に遭遇。実は彼、独学で有名大学に進学を果たした強者。その彼は会場に仲間達と応援に駆けつけてくれるくらいバスケと後輩が好き。
バスケットスタイルなのにバレーボールを持っている。?。聞くとバスケとバレーのサークルに入ったらしく今、友達と公園で遊んでいるとのこと。いつも隣でバレー部が練習していたので興味を持ったらしい。
大学生活を聞くと「楽しいです!」と即答。授業も意欲的に受け、知識の世界が広がったとそれはそれは嬉しそうに話してくれた。
また、応援にきてくれよ!否、叱咤激励ならぬ叱咤罵倒でいいから喝を入れてやってくれと半分冗談、半分本気にいう。
蛇足2
その彼、実は内の近くに住んでいるのだがコロナ禍に見舞われた4年前。朝、犬の散歩に出かけると向こうからドリブルをついてやってくる。公園で練習するようだ。夕方、犬の散歩に行くと公園のある方からドリブルついて帰ってくる。一体、どんだけやってんだよ!
大好きなバスケを好きなだけするためにと勉強は常にトップ。そんな生粋のバスケットマンだった。
インターハイ予選まで時間は無い。後悔したくなければ今を必死に生き、完全燃焼してみようではないか、できるか?答は聞くまでも無いな。
にちがくバスケットファンの皆様、いつも温かい応援をありがとうございます。今回は志半ばに終わった東京都関東予選でしたが引き続き、インターハイ、ウインターカップ出場を目標に掲げ、「にちがく」らしいバスケをしていきます。応援よろしくお願いいたします。