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第78回東京都高校陸上競技対抗選手権第四支部予選会結果報告(4月26日、27日)
インターハイへの第一歩となる東京都総体第四支部予選会が、夢の島陸上競技場にて4月26日、27日の二日間にわたり行われました。本校の生徒が参戦した100mと200mは、各組1着が自動的に決勝進出、決勝は24人で争われるので残りの枠はタイム順に拾われるルールでした。夢の島陸上競技場は、ホームストレートが南北に配置されているため、春から夏にかけては追い風が多いです。順位と記録が優先される予選会では、自分の組に良い風が吹くようにと拝んでからスタートラインにつく選手も多く見られました。各組1着の記録は、100mならば10秒台から11秒2付近、200mならば21秒台から22秒前半とそれなりの走力が求められる世界です。風に拝んでいるようでは都大会進出は遠いでしょう。本校の生徒は、A.F君が100m予選で11秒30の記録を出して決勝に進出しましたが、決勝では残念ながら肉離れを起こして失速、惜しくも都大会進出を逃し、その後の200m予選、400mリレーも棄権となり、苦い終戦となりました。残念ながらインターハイへの道は支部予選会で途絶えましたが、6月の学年別大会で一矢報いるべく気持ちを切り替えていきます。高校3年生は、引退の二文字がちらついているかもしれませんが、最後まで自分の成長、自己記録更新を目指し、努力を重ねてください。
『参戦した生徒のコメント』
高3T.Y君
良かったところは肩甲骨が前傾していなかった、猫背ではなかったところ、そして腰が落ちていなかったところです。改善すべきところは、肩甲骨全体を使って腕振りができていなかったので、アップや練習から意識してやること、スタートから一次加速、二次加速と上手くいかなかったので、切り替える感覚を体で感じられるように、練習では多少大げさにやってみようと思いました。
高3T.N君
100mはスタートからの加速が上手くはまった感じがあったのですが、動画を見ると足があまり動いておらず、最後までスピードを維持できていませんでした。200mは、スタートからコーナーにかけての前半はいい感じで加速してスピードに乗れたものの、ラスト50mで失速ぎみになりました。腰痛が完治しておらず、走り込みきれていないので、腰の調子を見ながら、加速からトップに持っていく感覚を大事にして練習していきます。
高3A.F君
とにかくスタートに集中して出遅れないようにして、自分より速い人に食らいつくように意識していました。100mの予選はスタートがあまり良くなかったのですが、踏み込みを意識して一次加速をして、二次加速で速い人に食らいつくことができたので、自己記録を更新して決勝に残れたのだと思います。決勝では残念ながら軽い肉離れを起こしてしまいました。予選から決勝に向けて準備が甘かったかもしれません。今後は、一日でも早く回復できるように療養し、動けるようになったら筋トレを行い、学年別大会でリベンジを果たします。
【男子100m予選】
予選4組 5レーン 高3 T.N 12秒00(8着)(+3.4)追い風参考記録
予選6組 4レーン 高3 T.Y 12秒49(7着)(+1.1)
予選12組 2レーン 高3 A.F 11秒30(3着)(+1.6)自己新記録 決勝進出
【男子100m決勝】
決勝2組 8レーン 高3 A.F 11秒91(8着)(+0.4)決勝24位
【男子200m予選】
予選2組 8レーン 高3 T.Y 25秒97(5着)(+4.2)追い風参考記録
予選7組 1レーン 高3 T.N 25秒10(5着)(+2.6)追い風参考記録
予選10組 6レーン 高3 A.F 棄権
【男子4×100mリレー決勝】
決勝4組 6レーン 日本学園(高2 Y.S - 高3 T.Y - 高3 T.N - 高3 A.F) 棄権