教員室リレートーク

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

４月も中旬になり、とても暖かくなってきました。寒い時期と違って、自然と気持ちも前向きになります。

新入生の姿を見ていると、新しい友達と会話をしていたり体験入部に参加していたりと、これからの高校生活にワクワクしているように感じます。

これからの出会いを大切にしてほしいと思います。

そして、私自身もみなさんとの出会いに感謝したいと思います。

授業が始まり、「読書」の本質や「対話」とは何かということを、みなさんと考えながら本文を読んでいます。

「対話」とは不完全ながら成立するコミュニケーションと筆者は述べていますが、確かにそういう点もあるなと気づかされます。

新しい環境に変わると、そこで新しい価値観や物の見方を知ります。生まれ育った環境やこれまでの体験で感じることも異なるはずです。

そこで生じる「ずれ」によって、勘違いや誤解を生んでしまうこともあるはずです。

対話には不完全さがあるということを理解したうえで、コミュニケーションをとってみると気持ちの部分でも少し楽になるかもしれません。