教員室リレートーク

　入学式から早いものでもう２週間。先週より平常授業となり、今年担当する全てのクラスの授業開きが終わりました。入学から2年経ち、少し大人っぽくなった中学3年生。高校入学生をたくさん迎え、初めましてで緊張の面持ちの高校1年生。ターム留学から帰国し、久しぶりに全員揃った高校2年生。

　どの学年の生徒からも、今年も頑張るぞー！！という気合いを感じるスタートでした。

　担当するのは全て「英文法」の授業です。「英文法」と聞くと、みなさんはどんなイメージを持ちますか？英語が苦手な人にとっては最も取り組みにくい分野でしょうし、英語が得意な人でさえ、英文法よりもリスニングやスピーキングの方が楽しいと感じる人が多いと思います。担当授業が全て英文法となる今年は、私にとっても勝負かもしれません。英語が苦手な人でも「やってみよう！」と思える工夫を散りばめて授業を展開し、1人でも多くの生徒が英検などの目標を達成するお手伝いができればと思っています。

　とある高校1年生から「中学で苦手科目になってしまったのですが、まだ間に合いますか？」と授業の時に質問をされました。私の答えは「やる気さえあれば、まだまだ間に合うよ。」です。一見、無味乾燥な英文法の世界も１つ１つマスターしていくと実に奥深いんです。確かに覚えることは多くあり、習得までには時間がかかります。でもいったん理解して身につけることができれば、WritingやSpeakingのレベルアップにもつながっていきます。

　また、ルールを丸暗記するだけでなくCan you open the window? が　Could you open the window? となると「なぜ丁寧になるのかな？」などと考えていくと、英語の世界が今までとは違って見えてくるのではないでしょうか。

　まだまだ間に合います！どころか、やり方によっては得意科目になるかもしれません。「苦手だな〜」「嫌いだな〜」の気持ちを捨てて、気分新たに１から一緒に頑張っていきましょう！　Let’s enjoy English together!!

※写真はこれまでのTokyo Global Gateway研修の様子です