創発学

４月１１日金曜日、高校１年生は入学後初の創発行事として、クラススローガンとキャラクターづくりを行いました。

創発学の意義についてのガイダンスを受けた後、実際に活動開始！

まずはクラスのメンバーを５～７名のグループに分け、意見を出し合っていきます。

今回の活動のルールは、「一人一人が意見をだすこと」「多数決ではなく、話し合って意見をまとめること」です。

生徒たちの様子を見ていると、すらすらと意見が出ているグループもあれば、なかなか話を切り出せずお互いの様子をうかがっているグループもあり、時間内に意見がまとまるのか？と内心ドキドキしました。

ですが、残り時間が少なくなるにつれて、グループの中で自然と役割分担ができていきます。

みんなに話を振って意見を出そうとする人、出た意見のいいところを見つけて１つにまとめようとする人、みんなのイメージをキャラクターにしていく人など、一人一人が自分にできることを考えて厚紙にまとめていきます。

各グループが考えたスローガンとキャラクターをクラスメイトの前で発表し、最終的には投票で１つの作品が選ばれます。さらにクラスで選ばれた作品は、学年全体の前でも発表してもらいました。

スローガンに込めた思いやキャラクターの細部へのこだわりが詰まった発表はどれも説得力があり、さすが高校生だなと感心しました。

今回の創発行事を経て、自身の意見を伝えることや相手の意見を尊重することの大切さを知り、今後の創発学の授業にも積極的に参加してほしいと思います。